まるで生きているかのように動く人形
6月7日、遠軽町芸術文化交流プラザ・メトロプラザでさっぽろ人形浄瑠璃あしり座による公演が行われました。
あしり座は北海道で唯一、人形浄瑠璃の公演を行う一座として誕生し、道内各地での依頼公演や全国各地のフェスティバルへの参加、ワークショップ等の活動をしており、今年で創立30周年を迎えます。
創立30周年を記念した今回の公演では「二人三番叟」、「音冴春臼月 景事 団子売」、「釣女」を上演。演目の合間には、人形の遣い方や、太夫の発声方法などが解説され、人形浄瑠璃初心者でも勉強しながら楽しめる内容となっていました。3本目に行われた演目「釣女」は狂言「釣針」を元に浄瑠璃に直した舞踊劇で、華やかで笑いに満ちたお話に、会場は終始盛り上がりを見せていました。
二人三番叟(ににんさんばそう)
音冴春臼月 景事 団子売(ねもさえるはるのうすづき けいじ だんごうり)
釣女(つりおんな)