黒曜石の露頭

黒曜石の露頭


 湧別川流域の段丘に位置する白滝遺跡群は、今から2万年前の石器が生活の主な道具としていた時代の遺跡で、この白滝地域からはこれまでに100か所以上から発見されております。
 なぜこれほどの遺跡が発見されているのかといえば、東洋最大ともいわれる黒曜石の原産地であったため、石器製作を行った大規模な遺跡が多く所在しているからであり、1つの遺跡からでも数十万点にも及ぶ遺物が出土します。
 石器の素材としてその品質の高さに定評のある白滝産の黒曜石を利用し、この地域特有の「湧別技法」を用いて作られた石器は、道内各地や本州、遠くシベリアからも発見されており、当時から交易が盛んに行われていたと考えられております。
 また、出土した遺跡の一部は白滝総合支所でも展示しております。

※国有林内にあるため、事前に網走西部森林管理所の許可が必要となります。