白滝地域には、湧別川の流れを利用して発電する「遠軽町白滝水力発電所」があります。
この発電所は、建設されてから56年経過していますが、現在も環境に優しい新エネルギー施設として活躍しています。
- ■建設された経緯
- 白滝水力発電所が誕生したのは昭和27年9月のことになります。現在は、ごく当たり前のように電気のある生活を送っていますが、当時の白滝村は小規模な発電施設しかなく、市街周辺の一部しか点灯されていませんでした。また、年々需用電力が増え、電力の不足も生じていました。
そこで、昭和26年10月18日に全村の電化を図るため、水力発電所建設等の工事に着手し、昭和27年9月28日に最大出力270kW、常時220kWの電力を供給する発電所が完成し、同日より村内全域、さらには南丸瀬布に至るまでの834戸に配電されました。
電化の取組に当たっては数多くの苦労があり、特に工事費用の問題が大きく、当時としては4,730万円という莫大な工事費の捻出には大変な苦労があったようです。
- ■発電された電力
- 昭和33年からは、発電された電力のすべてを北海道電力(株)に売電しています。
売電して得た収入は、発電所の管理経費に使っていますが、さらに余剰金があるときは、町の貴重な財源にもなっています。